2012年01月02日

八ヶ岳・西岳

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西岳山頂より南アルプスの峰々(2012.1.1)


阿弥陀岳以来の久しぶりの登山。

今回も八ヶ岳で、西岳に登って来ました。

青年小屋で年越しの雪山初のテント泊。

久しぶりの登山ではちょうど良いのんびりとした山歩きでした。

雪は少なく、青年小屋手前くらいからやっと雪山らしくなります。

大晦日の夜、青年小屋でテント泊していたのは私以外二組ほど。

遠くで新年を迎える花火が聞こえ、元日の朝は西岳から権現岳と編笠山の間から上がる初日の出も拝むことができました。

青年小屋で迎える
2012年元旦

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南八ヶ岳では最西端に位置する西岳(2398m)は、独立峰的な山で、西麓から遠望すると、編笠山と並び円錐状の山容が二つ見られ、そのやや小さいほうの山。

西岳は、八ヶ岳ではあまり人気のない山かもしれません。

編笠山とセットで登っても、西岳だけを目指して登る方は少ないかもしれませんが、今回は青年小屋のテント場で1泊し、早朝に西岳を往復してきました。

西岳からは、権現岳や編笠山は勿論、富士山や南アルプスが望めます。

やや木に隠れていますが、権現岳から連なる赤岳、阿弥陀岳、硫黄岳なども見えます。

この角度から眺める八ヶ岳連峰もまた良しです。

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編笠山の横に雲海から浮び上る富士山


富士見平からのルートで登ったのですが、青年小屋に着くまでは誰にも会いませんでしたが、さすがに青年小屋まで来ると、権現岳方面や西岳方面からの数人の登山者を見掛けました。

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シカさんの登場!
人には会わなかったが、シカにはよく出会う。


このルートは南斜面のせいか、この時期は標高2000m位まではほとんど雪はなく、編笠山の北斜面に当たる青年小屋周辺でやっと冬の八ヶ岳らしくなります。

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青年小屋から仰ぐ権現岳・三ツ頭


今回は雪山でのテント泊が目的のひとつでしたが、青年小屋のテント場も雪は少なく、初心者の雪山テント泊にはちょうど良い感じです。

それでも朝夕はかなりの冷え込みで、持てる装備をフル活用しましたが、やや寒いという結果に。

やはり-10℃対応くらいのシュラフが必要か・・。

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イスカ ゴアテックス シュラフカバ− ウルトラライト ワイド
今回新調した冬用の寝袋に最適なワイドタイプのシュラフカバ−。
冬のテント内の結露からシュラフを守るためにゴアテックス製の
シュラフカバーは欠かせない。
■重量:410g ■サイズ:87×209cm


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青年小屋のテント場と編笠山(元日の朝)


余談ですが、西岳と言うと表銀座の西岳の方が有名かもしれませんが、今回西岳に登ったことにより、南アルプスの北岳、東岳(悪沢岳)、北アルプスの南岳と、東西南北の名の付いた山を登ったことになりました。


[お天気メモ]
31日は全国的に晴れた地域が多く、最高気温も前日より高くなり、
比較的穏やかな年の瀬となった。八ヶ岳も好天となった。
1日は低気圧や前線の接近により日本海側は雨や雪で、朝は全国的
に曇った所が多く、初日の出が見えたのは本州や北海道の一部であ
ったが、山の上では見事に日の出を拝むことができた。

[コース紹介]
西岳 観音平〜青年小屋〜西岳
(1日目)
観音平口[約1196m]〜(60分)富士見平〜(30分)展望台〜(30分)雲海〜(50分)押手川分岐
〜(100分)青年小屋[約2380m]テント泊
(2日目)
青年小屋〜(60分)西岳山頂[2398m]〜(60分)青年小屋〜(50分)押手川分岐〜(30分)雲海〜(50分)観音平〜(60分)観音平口

歩行時間:
(1日目)4時間30分
(2日目)5時間10分
最高標高点:2398m 
標高高低差:約1202m
登山日:2011.11.31-2012.1.1

(1日目)
西岳への最短ルートは富士見高原からのコースがあるが、今回は観音平口から
のコース。
観音平まで車道が通じているが、冬季は閉鎖され、観音平口から約1時間の車道
歩きとなる。

観音平口のすぐ近くにある「八ヶ岳登山歴史館 森の駅 小淵沢」の駐車場が
利用できる。

PC310019.JPG
富士見平登山口

観音平の手前の富士見平から編笠山への登山道に入る。

笹原の樹林帯の尾根道を上がると、展望台の分岐となり、観音平からの路と合流
する。

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展望台の分岐

さらに進むと展望の利く雲海で、もうひとつの観音平からの路を合わせ、大きな
岩がゴロゴロする急坂を上がって行く。

PC310028.JPG  PC310029.JPG 
雲海のベンチとその後の路

しばらく登ると、編笠山山頂への路と山頂を東側から巻く道との分岐となり、
今回は山頂へは登らず巻き道(右手)を進む。
この辺りの原生林は「やまなしの森林100選」に指定されている。

右手に三つ頭の尾根を見ながら、なだらかな樹林帯を進み、「青年小屋まで20分」
の道標からは左手に編笠山が垣間見え、その後少し急な路を上がると青年小屋に
到着する。

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青年小屋直前の路

(2日目)
西岳へは、青年小屋の北側にあるテント場を通り抜け、権現岳への路の左手に並行
して続く路(水場方向)を進む。

平坦な路を進むと、進路を西方向に変え、緩やかに下っていく。

少し登り返すと、樹林帯の間から編笠山や権現岳が見えてくる。

平坦な路を経て、尾根筋を上がると西岳山頂へ導かれる。

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西岳山頂 後方は権現岳

山頂では南西方向の富士見高原ゴルフ場方面と北西方向の千枚岩方面への路が延び
ている。

来た道を青年小屋、雲海まで戻り、往路とは違う観音平に下りる路を取る。
観音平のカラマツ林の静かな遊歩道を抜け、観音平の登山口に下りる。


[山の情報リンク]
□山小屋情報
青年小屋
冬期閉鎖。トイレ使用不可。
冬期避難小屋有り。

□温泉施設
延命の湯
観音平口のすぐ近くにある、道の駅内日帰り温泉、スパティオ小淵沢「延命の湯」。
●所在地/山梨県北杜市小淵沢町2968-1
●泉質/ナトリウム塩化物炭酸水素塩温泉




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posted by 山谷行蔵 at 15:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 山行・自然探訪委員会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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